重要有形民俗文化財
「越後縮の紡織用具及び関連資料」デジタルアーカイブ
越後縮は、イラクサ科の苧麻(カラムシ)から採取した青苧という繊維を素材にした織物です。
この資料群は、江戸時代に十日町の名産として知られた越後縮の紡織用具を中心に、その製品や生産、流通に関する資料、生産者である農村の女性たちの周辺にあった習俗や生活に関する資料、関連文献などを含めて全体が構成されています。1986年(昭和61)に、総数2,098点の資料が重要有形民俗文化財に指定されました。このアーカイブでは、これらの内、紡織用具980点と販売用具171点の一部を紹介します。